明日をひらく都市(とし) YOKOHAMA 12 広報(こうほう)よこはま2024 過去(かこ)の災害(さいがい)から学(まな)ぶ 未来(みらい)に生(い)かす くわしいことは2・3ページへ 市長(しちょう)だより 2024年1月1日に、能登半島地震(のとはんとうじしん)がおきて、まもなく1年がたちます。 いつ来るかわからない大きな地震(じしん)にそなえて、過去(かこ)の災害(さいがい)の経験(けいけん)を生かすため、 横浜市(よこはまし)は、根本的(こんぽんてき)な対策(たいさく)をめざして、 「新(あら)たな横浜市地震防災戦略(よこはましじしんぼうさいせんりゃく)(素案(そあん))」を公表(こうひょう)します。 能登半島地震(のとはんとうじしん)では、大規模(だいきぼ)な土砂(どしゃ)くずれがあり、きびしい寒さ、断水(だんすい)や 避難生活(ひなんせいかつ)が長くなり、苦(くる)しい状況(じょうきょう)が続(つづ)きました。 横浜市(よこはまし)の職員(しょくいん)がのべ1,600人以上、被災地(ひさいち)に応援(おうえん)に入りました。 そこできびしい状況(じょうきょう)を見た職員(しょくいん)たちの声(こえ)や、 市民(しみん)アンケートによる多(おお)くのみなさんの声(こえ)をきいて、 てってい的(てき)に「市民(しみん)の目線(めせん)」にもとづく戦略(せんりゃく)にしていきます。 戦略(せんりゃく)には4つの柱(はしら)があります。①地震火災(じしんかさい)・耐震(たいしん)への対策(たいさく)、 防災公園(ぼうさいこうえん)の整備(せいび)など『市民(しみん)や 地域(ちいき)の“災害(さいがい)が起きる前からの備(そな)え”を強くする』こと、 ②避難環境(ひなんかんきょう)を改善(かいぜん)し、妊産婦(にんさんぷ)や 高齢者(こうれいしゃ)など配慮(はいりょ)が必要(ひつよう)な人はもちろん『だれもが安心して避難生活(ひなんせいかつ)を送ることができる』 しくみをつくること、③救援活動(きゅうえんかつどう)や緊急物資輸送(きんきゅうぶっしゆそう)の中心(ちゅうしん)となる 『横浜(よこはま)で初(はじ)めての広域防災拠点(こういきぼうさいきょてん)をつくる』こと、 ④上下水道(じょうげすいどう)の耐震化(たいしんか)や緊急輸送路(きんきゅうゆそうろ)の整備(せいび)などをさらに加速(かそく)する 『災害(さいがい)に強いまちづくり』を目標(もくひょう)にしています。 これからも、過去(かこ)の震災(しんさい)から学(まな)び、また、市民(しみん)のみなさんからの意見(いけん)をききながら、 市民(しみん)のみなさんといっしょに、よりいっそうの防災(ぼうさい)・減災対策(げんさいたいさく)をすすめます。 そして横浜(よこはま)を、市民(しみん)のみなさんの命(いのち)とくらしをまもる「災害(さいがい)に強いまち」にしていきます。 横浜市長(よこはましちょう) 山中竹春(やまなか たけはる) [写真キャプション] 2024年1月 能登半島地震(のとはんとうじしん)のようす(提供(ていきょう):石川県(いしかわけん)) 横浜市職員(よこはまししょくいん)による被災地支援(ひさいちしえん)のようす   いつ起きてもおかしくないから 2025年1月で、能登半島地震(のとはんとうじしん)から1年、阪神淡路大震災(はんしんあわじだいしんさい)から30年になります。 首都直下地震(しゅとちょっかじしん)は30年以内(いない)に70%の確率(かくりつ)で起きるといわれています。 地震(じしん)から自分と家族をまもるためには、行政(ぎょうせい)による 「公助(こうじょ)」にくわえ、自分たちで自分たちをまもる「自助(じじょ)」、 そして地域(ちいき)で助(たす)け合う「共助(きょうじょ)」がどうしても必要(ひつよう)です。 過去(かこ)の災害(さいがい)から学(まな)んで、『まだだいじょうぶだろう』ではなく『明日起きるかもしれない』という意識(いしき)で、 今できる備(そな)えをしっかり行いましょう。 [写真キャプション] 2024年1月 能登半島地震(のとはんとうじしん)のようす(※) 安全(あんぜん)・安心なまちをつくるために 新しい横浜市(よこはまし)の地震防災戦略(じしんぼうさいせんりゃく) 能登半島地震(のとはんとうじしん)の状況(じょうきょう)の分析(ぶんせき)や、 被災地支援(ひさいちしえん)をした職員(しょくいん)の声(こえ)、市民(しみん)アンケートなどをとりいれて、 「地震防災戦略(じしんぼうさいせんりゃく)」を新しくし、市(し)の地震防災対策(じしんぼうさいたいさく)をさらに強くしていきます。 市民(しみん)の声(こえ)(大規模(だいきぼ)アンケートから) ●食料(しょくりょう)・水・トイレパックの備蓄(びちく)をしていない ●高齢(こうれい)の家族の避難(ひなん)が心配(しんぱい) ●避難所(ひなんじょ)のトイレやプライバシー、衛生(えいせい)、眠(ねむ)る環境(かんきょう)が心配(しんぱい) 被災地支援(ひさいちしえん)をした職員(しょくいん)の声(こえ) ●道路(どうろ)があちこちで通れなくなり、救助(きゅうじょ)や物資運搬(ぶっしうんぱん)に大きな影響(えいきょう)があった ●自分の家で避難生活(ひなんせいかつ)をする人などへの支援(しえん)も必要(ひつよう)になる ●耐震化(たいしんか)をしているかどうかで被害状況(ひがいじょうきょう)が変わる [写真キャプション] ▲のと里山海道(さとやまかいどう)(※) こうした声(こえ)をよく聞いて… 戦略(せんりゃく)の4つの柱(はしら) □自分の家での備蓄(びちく)を支援(しえん)する、地震火災対策(じしんかさいたいさく)や 住宅耐震化(じゅうたくたいしんか)をすすめる、防災公園(ぼうさいこうえん)を整備(せいび)するなど、 市民(しみん)や地域(ちいき)の“災害(さいがい)が起きる前からの備(そな)え”を強くします。 □避難所(ひなんじょ)の環境(かんきょう)をよくして備蓄品(びちくひん)を充実(じゅうじつ)させ、 だれでも安心して避難生活(ひなんせいかつ)ができるようにします。 □全国(ぜんこく)から集まる広域支援部隊(こういきしえんぶたい)※の活動(かつどう)をささえて、 市内(しない)に救援物資(きゅうえんぶっし)を早く送りとどけるために、横浜(よこはま)で 最初(さいしょ)の広域防災拠点(こういきぼうさいきょてん)をつくります。  ※消防(しょうぼう)、警察(けいさつ)、自衛隊(じえいたい)、医療従事者(いりょうじゅうじしゃ)など □上下水道(じょうげすいどう)の耐震化(たいしんか)をすすめ、  災害(さいがい)が起きたときの避難(ひなん)・救助(きゅうじょ)・物資運搬(ぶっしうんぱん)のための  緊急輸送路(きんきゅうゆそうろ)の整備(せいび)を早くすすめて、災害(さいがい)に強いまちづくりをすすめます。 12月中ごろから  横浜市地震防災戦略(よこはましじしんぼうさいせんりゃく)(素案(そあん)=もとになる案(あん))について  市民(しみん)のみなさんの意見(いけん)をください [QRキャプション] くわしいことはこちら きくところ 総務局(そうむきょく)防災企画課(ぼうさいきかくか) TEL:045-671-4096 FAX:045-641-1677   今、震災(しんさい)に備(そな)えよう [写真キャプション] 2024年1月 能登半島地震(のとはんとうじしん)のようす(※) 自分の家の備(そな)えをチェック  地震(じしん)などが起きてすぐは、人命救助(じんめいきゅうじょ)が  最優先(さいゆうせん)になり、支援物資(しえんぶっし)がなかなか来ないこともあります。  まずは自分で最低(さいてい)3日分(ぶん)の備蓄品(びちくひん)を備(そな)えて、定期的(ていきてき)に確認(かくにん)しましょう。 [QRキャプション] くわしいことはこちら 水・食料(しょくりょう) 9リットル/1人 トイレパック 15個(こ)/1人 モバイルバッテリー カセットコンロ おむつ・生理用品(せいりようひん) 自分の生活に合わせて用意しよう! 赤ちゃん用ミルクや、いつも使う薬(くすり)など、自分の生活に合わせて、必要(ひつよう)なものを準備(じゅんび)しましょう。 きくところ 総務局(そうむきょく)地域防災課(ちいきぼうさいか) TEL:045-671-3456 FAX:045-641-1677 地域(ちいき)で防災力(ぼうさいりょく)を高(たか)める  災害(さいがい)が起きて自分の家で生活ができなくなった場合(ばあい)には、  地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん)で避難生活(ひなんせいかつ)をすることになります。  そのため、避難生活(ひなんせいかつ)がどんなものなのか体験(たいけん)しておくことが重要(じゅうよう)です。  ぜひ訓練(くんれん)に参加(さんか)して、災害(さいがい)に備(そな)えましょう。 [QRキャプション] 近くの地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん)はこちら 参加(さんか)した人の声(こえ) 避難(ひなん)するときの生活スペースを確認(かくにん)できた [写真キャプション] ▲スペースの区割(くわ)り訓練(くんれん) 参加(さんか)してなかったら、いざというとき何もできないと思った [写真キャプション] ▲仮設(かせつ)トイレを準備(じゅんび)する訓練(くんれん) きくところ 総務局(そうむきょく)地域防災課(ちいきぼうさいか) TEL:045-671-2011 FAX:045-641-1677 命(いのち)をまもるとりくみへの横浜市(よこはまし)の補助(ほじょ) 家のテレビが防災(ぼうさい)アイテムに よこはまテレビ・プッシュ  災害(さいがい)が起きると自動(じどう)でテレビがつき、  音声(おんせい)とテレビ画面(がめん)で緊急情報(きんきゅうじょうほう)をつたえます。  初期費用(しょきひよう)28,600円を横浜市(よこはまし)が全額補助(ぜんがくほじょ)! [QRキャプション] くわしいことはこちら きくところ 総務局(そうむきょく)緊急対策課(きんきゅうたいさくか) TEL:045-671-2143 FAX:045-641-1677 今すぐできる地震対策(じしんたいさく) 防災(ぼうさい)ベッド・耐震(たいしん)シェルター  建物(たてもの)がこわれたとき、身(み)をまもることができます。  補助額(ほじょがく)  防災(ぼうさい)ベッド・テーブル 20万円まで  耐震(たいしん)シェルター 40万円まで [QRキャプション] くわしいことはこちら [写真キャプション] ▲防災(ぼうさい)ベッド ▲耐震(たいしん)シェルター きくところ 建築局(けんちくきょく)建築防災課(けんちくぼうさいか) TEL:045-671-2930 FAX:045-663-3255 ※提供(ていきょう):石川県(いしかわけん)   絵本(えほん)がいっぱい! 地区(ちく)センターのプレイルームに みんなで行こう! 18区(く)すべて、市内(しない)27館(かん)リニューアル 「もいもい」でおなじみの絵本作家(えほんさっか) 市原淳(いちはら じゅん)さんがプロデュース [写真キャプション] ▲「もいもい」 市原淳(いちはら じゅん) 作(さく)(ディスカヴァー・トゥエンティワン) 地区(ちく)センターのプレイルームは、予約(よやく)なし・無料(むりょう)で利用(りよう)できます。 小学生(しょうがくせい)になる前の小さい子どもたちが、雨の日でも寒い日でも、あたたかい部屋(へや)でのびのび遊べるスペースです。 今年リニューアルした27館(かん)には、新しいおもちゃがはいり、120冊(さつ)以上の絵本(えほん)コーナーもあります。ぜひ遊びに来てください。 [写真キャプション] 金沢地区(かなざわちく)センターのようす BEFORE プレイルームをリニューアルした地区(ちく)センター 予約(よやく)なし&無料(むりょう) 子どもの育(そだ)ちをささえるおもちゃもいっぱい! 赤ちゃんや小さな子どもたちのために、図書館司書(としょかんししょ)がしっかり選(えら)んだ、120冊(さつ)以上の絵本(えほん) 地区(ちく)センターでは、子育(こそだ)て相談(そうだん)や読み聞かせなどのイベントもしています。 くわしいことは、それぞれの地区(ちく)センターウェブページを見てください。 [QRキャプション] くわしいことはこちら 広報(こうほう)よこはまPlusでは、赤ちゃんから大人まで、みんなで楽しめる「地区(ちく)センター」を紹介(しょうかい)します。 きくところ 市民局(しみんきょく)地域施設課(ちいきしせつか) TEL:045-671-2326 FAX:045-664-5295 ヨルノヨ YORUNOYO2024 夜にあらわれる光の横浜 日本最大級(さいだいきゅう)のイルミネーションイベント ヨルノヨ2024 12月5日(木よう)~30日(月よう)17:00~21:05 冬の横浜(よこはま)では、横浜駅(よこはまえき)のあたりから山手(やまて)まで、 都心臨海部(としんりんかいぶ)の40をこえるエリアで、11月1日(金よう)から3月2日(日よう)までの間、 「夜の横浜(よこはま)イルミネーション」を行っています。  この12月5日(木よう)からは、「ヨルノヨ2024」もスタート!港(みなと)の水際線(すいさいせん)と 町なみが光(ひかり)と音楽にあわせて躍動(やくどう)する「ハイライト・オブ・ヨコハマ」や、 横浜港(よこはまこう)大(おお)さん橋(ばし)での大規模(だいきぼ)なプロジェクションマッピング、 山下公園(やましたこうえん)での光の演出(えんしゅつ)など、一年で一番(いちばん)の港(みなと)のかがやきが楽しめます。  美しい光(ひかり)でいろどられた町をめぐって、横浜(よこはま)の魅力(みりょく)を再発見(さいはっけん)してみませんか。 【場所(ばしょ)】 横浜港(よこはまこう)大(おお)さん橋(ばし)、山下公園(やましたこうえん) ほか [写真キャプション] ハイライト・オブ・ヨコハマ 大(おお)さん橋(ばし)くじら座(ざ) 町めぐりをもっと楽しめるスタンプラリーも! ヨルノヨコハマ 夜の横浜イルミネーション2024-25 [QRキャプション] くわしいことはこちら きくところ クリエイティブ・ライト・ヨコハマ実行委員会(じっこういいんかい) TEL:045-323-9142 FAX:045-323-9143   12月4日~10日は人権週間(じんけんしゅうかん)です 相手(あいて)や自分を思う気持ちを大切にしよう 『〇〇だから』と言ったこと、言われたこと、ないでしょうか? 障害(しょうがい)のある人だから 女性(じょせい)/男性(だんせい)だから 外国人(がいこくじん)だから こういう仕事をしている人だから 働(はたら)いていない人だから 自分の経験(けいけん)をふりかえって、思いこみや決(き)めつけが 「“あるかもしれない”“ない気がする”」と考えることも、人権尊重(じんけんそんちょう)への大切な一歩(いっぽ)です。 ウェブページにはコラムもあります。 これをきっかけにして、「人権(じんけん)」を自分のこととして考えてみませんか。 [QRキャプション] コラムはこちら 大切にしよう人を思う心 [ポスターキャプション] 2024年度(ねんど)人権啓発(じんけんけいはつ)ポスター 最優秀賞(さいゆうしゅうしょう) (横浜(よこはま)デジタルアーツ専門学校(せんもんがっこう) 三谷小雪(みたに こゆき)さんの作品(さくひん)) 2024年度(ねんど) 全国(ぜんこく)中学生 人権作文(じんけんさくぶん)コンテスト 横浜市大会(よこはましたいかい) 市内(しない)中学校124校から55,323作品(さくひん)が集まり、 横浜市長賞(よこはましちょうしょう)には「『自分』も誰(だれ)かにとっての『他人(たにん)』」という作品(さくひん)が選(えら)ばれました。 作文集(さくぶんしゅう)は、12月6日(金よう)からウェブページで読めます。 中学生が自分の体験(たいけん)などから感じた思いに、ぜひ触(ふ)れてみてください。 [QRキャプション] くわしいことはこちら きくところ 市民局(しみんきょく)人権課(じんけんか) TEL:045-671-2718 FAX:045-681-5453 12月はいじめ防止(ぼうし)をすすめる一か月です いじめから子どもたちをまもるために いじめの防止(ぼうし)や発見(はっけん)には、保護者(ほごしゃ)や学校・地域(ちいき)などの大人の協力(きょうりょく)が必要(ひつよう)です。 地域(ちいき)の大人どうしのコミュニケーションやつながりをふやせば、子どもたちを見まもるネットワークも広(ひろ)がります。 いじめ防止(ぼうし)市民(しみん)フォーラムを開きます! 自由(じゆう)に見に来てください  いじめに対(たい)して「一人ひとりができること」を、子どもと大人がいっしょに考えます。 【日時(にちじ)】12月11日(水よう)13:30~15:35 【会場(かいじょう)】市役所(しやくしょ)アトリウム [QRキャプション] くわしいことはこちら 「傷(きず)ついているかも」という子どもを見かけたら… 学校のほかにも相談(そうだん)できるところがあります 24時間子どもSOSダイヤル TEL:0120-078310  いじめやこまったことなどについて、相談員(そうだんいん)がいっしょに考えます。 【対象(たいしょう)】市内(しない)に住んでいる、または市内(しない)の学校にかよっている子どもとその保護者(ほごしゃ) 365日24時間いつでも 学校生活あんしんダイヤル(いじめのもうしたて窓口(まどぐち)) TEL:045-624-9081  いじめや不登校(ふとうこう)のなやみについて、スクールソーシャルワーカーが、どうしたらよいかをいっしょに考えます。 【対象(たいしょう)】横浜市立(よこはましりつ)の学校にかよう児童生徒(じどうせいと)とその保護者(ほごしゃ) 火~金ようの9:00~17:00 きくところ 教育委員会(きょういくいいんかい)事務局(じむきょく) 人権教育(じんけんきょういく)・児童生徒課(じどうせいとか) TEL:045-671-3296 FAX:045-671-1215 よこはま彩(さい)発見 vol.24 海、港(みなと)、緑(みどり)、歴史(れきし)、地域(ちいき)、人々など、 さまざまな魅力(みりょく)を持つ横浜(よこはま)。このまちの彩(いろど)りを「よこはま彩発見(さいはっけん)」として届(とど)けていきます。 今月は写真家(しゃしんか)の森 日出夫(もり ひでお)さんからのお話です。 [QRキャプション] もっとくわしい話(はなし)はこちら ウェブ版(ばん)では、抽選(ちゅうせん)で読者(どくしゃ)プレゼントがあります 海から、空から、記憶(きおく)を記録(きろく)する 写真家(しゃしんか) 森 日出夫(もり ひでお) 私は横浜(よこはま)で生まれて育(そだ)ちました。その横浜(よこはま)のまちを写真に撮(と)り続(つづ)けて半世紀(はんせいき)がたちます。 海から、陸(りく)から、ときには空からも撮影(さつえい)します。世(よ)の中の変化(へんか)は早くて、 むかしからあった建物がなくなっていたり、風景(ふうけい)が変わると、そこがどんな形(かたち)でどんな色だったか思い出せなくなってしまう。 忘(わす)れられてしまうまちや人のいた風景(ふうけい)をのこすのが私の日常(にちじょう)です。 好きな時間帯(じかんたい)は明け方(がた)で、赤レンガ倉庫(そうこ)や 大(おお)さん橋(ばし)から見る港(みなと)の朝焼(あさや)けは光(ひか)りかがやいて美しく、 希望(きぼう)を感じさせます。働く人やジョギングをしている人たちも朝日をあびてドラマチックな絵になります。 野毛(のげ)や商店街(しょうてんがい)も朝早く歩くとまた面白く、夜のザワザワとしたさわがしさがリセットされ、 新しい一日が始まる予感(よかん)をあびながらシャッターを押(お)すと昨日とはまったくちがう表情(ひょうじょう)が写(うつ)っています。 この写真はヘリコプターで上空(じょうくう)から撮影(さつえい)した「扇島(おうぎしま)」の製鉄所(せいてつじょ)です。 長年(ながねん)気になっていて許可(きょか)をもらうまで時間がかかりましたが、どうしても撮(と)りたかった場所(ばしょ)でした。 失(うしな)って初(はじ)めて存在(そんざい)の大きさに気づくことがわかっていたからです。 まさに休止(きゅうし)される一歩手前(いっぽてまえ)でした。第(だい)2高炉(こうろ)の火が消える瞬間(しゅんかん)まで記録(きろく)することができました。 稼働(かどう)が止まる夜中(よなか)の3時ごろ、働いていた人たちの目に涙(なみだ)があふれていたあの瞬間(しゅんかん)が忘(わす)れられません。 [写真キャプション] ▲扇島(おうぎしま)からみなとみらい21地区(ちく)の方向(ほうこう)を望(のぞ)む(2023年撮影(さつえい)) 森 日出夫(もり ひでお)  写真家(しゃしんか)。1947年、横浜市(よこはまし)生まれ。JPS(日本写真家協会(にっぽんしゃしんかきょうかい))所属(しょぞく)。 長年(ながねん)撮(と)りつづけた横浜(よこはま)の港(みなと)・まち・人を「森の観測(かんそく)」と名づけ、 それらの作品(さくひん)を写真集(しゃしんしゅう)や個展(こてん)に多(おお)く発表(はっぴょう)。 1996年、ニューヨークADC MERIT AWARD受賞(じゅしょう)。2001年、横浜文化賞奨励賞(よこはまぶんかしょう しょうれいしょう)受賞(じゅしょう)。 きくところ 政策経営局(せいさくけいえいきょく)広報課(こうほうか) TEL:045-671-2331 FAX:045-661-2351   年末年始(ねんまつねんし)の横浜市(よこはまし)からのお知らせ 施設(しせつ)がお休みになる日 市役所(しやくしょ)・区役所(くやくしょ) 12月28日(土よう)~1月5日(日よう) 12月28日(土よう)区役所(くやくしょ)は午前中(ごぜんちゅう)だけ開きます(一部(いちぶ)の業務(ぎょうむ)だけ) 行政(ぎょうせい)サービスコーナー 12月29日(日よう)~1月3日(金よう) 年末年始(ねんまつねんし)に住民票(じゅうみんひょう)が必要(ひつよう)になったら、マイナンバーカードを持ってコンビニで! [QRキャプション] コンビニ交付(こうふ)はこちら 市立図書館(しりつとしょかん)(全部(ぜんぶ)) 12月29日(日よう)~1月4日(土よう)12:00 一部(いちぶ)の図書取次所(としょとりつぎしょ)は、お休み期間(きかん)がちがいます。 [QRキャプション] くわしいことはこちら きくところ 行政(ぎょうせい)サービスコーナーについて  それぞれの行政(ぎょうせい)サービスコーナーまたは市民局(しみんきょく)窓口(まどぐち)サービス課(か) TEL:045-671-2176 FAX:045-664-5295 市立図書館(しりつとしょかん)について 中央図書館(ちゅうおうとしょかん) TEL:045-262-0050(代表(だいひょう)) FAX:045-262-0052 きゅうに病気になったとき、けがをしたとき かながわ救急相談(きゅうきゅうそうだん)センター いつでも1日24時間れんらくできます TEL:#7119 TEL:045-232-7119 または TEL:045-523-7119 FAX:045-242-3808 (耳が不自由(ふじゆう)な人だけ・医療機関(いりょうきかん)案内(あんない)) 横浜市救急受診(よこはまし きゅうきゅうじゅしん)ガイド すぐに病院に行くほうがよいのかどうかまようときには、 ウェブページから緊急性(きんきゅうせい)や受診(じゅしん)の必要性(ひつようせい)を調(しら)べられる 横浜市救急受診(よこはまし きゅうきゅうじゅしん)ガイドを使ってください。 [QRキャプション] 救急受診(きゅきゅうじゅしん)ガイドはこちら 夜間急病(やかんきゅうびょう)センター 一年中お休みなし・20:00~24:00 診療(しんりょう)科目(かもく) 内…内科(ないか) 小…小児科(しょうにか)(子ども) 眼…眼科(がんか) 耳…耳鼻咽喉科(じびいんこうか) [QRキャプション] くわしいことはこちら 桜木町(さくらぎちょう)(中区桜木町(なかく さくらぎちょう)1-1) 内科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科 045-212-3535 北部(ほくぶ)(都筑区牛久保西(つづきく うしくぼにし)1-23-4) 内科、小児科 045-911-0088 南西部(なんせいぶ)(泉区和泉中央北(いずみく いずみちゅうおうきた)5-1-5) 内科、小児科 045-806-0921 ※日よう・祝日(しゅくじつ)・12月30日(月よう)から1月3日(金よう)の昼間に病気になったら、 住んでいる区(く)の休日急患診療所(きゅうじつきゅうかんしんりょうしょ)を利用してください。 きくところ かながわ救急相談(きゅうきゅうそうだん)センターについて  神奈川県(かながわけん)健康医療局(けんこういりょうきょく) 医療整備(いりょうせいび)・人材課(じんざいか) TEL:045-210-1111  FAX:045-210-8858 横浜市救急受診(よこはまし きゅうきゅうじゅしん)ガイドについて  消防局(しょうぼうきょく)救急企画課(きゅうきゅうきかくか) TEL:045-334-6413 FAX:045-334-6710 夜間急病(やかんきゅうびょう)センターについて    医療局(いりょうきょく)救急(きゅうきゅう)・災害医療課(さいがいいりょうか) TEL:045-671-3932 FAX:045-664-3851 年末年始(ねんまつねんし)のごみと資源物(しげんぶつ)の収集(しゅうしゅう) 12月31日(火よう)~1月3日(金よう) ごみ収集(しゅうしゅう)はお休みです。 ※粗大(そだい)ごみの受付(うけつけ)センターもお休みです ●今年の最後(さいご)の収集日(しゅうしゅうび)は12月30日(月よう)です。 ごみは朝8:00までに出してください。収集(しゅうしゅう)した後には、ぜったいにごみを出さないでください。 ※くわしいことは、ごみを出す場所(ばしょ)に出るお知らせ、または横浜市(よこはまし)ウェブページで見てください。 ※古紙(こし)・古布(こふ)(=いらない紙や布(ぬの))の 「資源集団回収(しげんしゅうだんかいしゅう)」の日程(にってい)は、自治会(じちかい)・町内会(ちょうないかい)などか、 回収業者(かいしゅうぎょうしゃ)へ直接(ちょくせつ)きいてください。 [QRキャプション] くわしいことはこちら 粗大(そだい)ごみは12月がとくにこみ合うため、年内(ねんない)に収集(しゅうしゅう)できないことがあります。 前もってもうしこみが必要(ひつよう) [QRキャプション] もうしこみはこちら 粗大(そだい)ごみ受付(うけつけ)センター インターネット・チャット・LINEでのもうしこみ  12月30日(月よう)12:00から1月3日(金よう)に  もうしこんだ人への連絡(れんらく)(いつ取りにくるかなどのお知らせ)は、1月4日(土よう)より後になります。 電話でのもうしこみ 月~土よう(祝日(しゅくじつ)・休日(きゅうじつ)もOK)8:30~17:00 12月31日(火よう)から1月3日(金よう)はお休みします。 ●一般加入(いっぱんかにゅう)電話(=固定(こてい)電話)などからの場合(ばあい)  TEL:0570-200-530 ●携帯(けいたい)電話やIP電話などの定額制(ていがくせい)や無料(むりょう)電話などの通話料割引(つうわりょうわりびき) サービスを利用(りよう)している場合(ばあい)TEL:045-330-3953 きくところ 住んでいる区(く)の資源循環局(しげんじゅんかんきょく) 収集事務所(しゅうしゅうじむしょ)または資源循環局(しげんじゅんかんきょく)業務課(ぎょうむか) TEL:045-671-3815 FAX:045-662-1225